企業価値向上サイクルを加速するESG開示 ~最新のESG開示トレンドや投資家の評価ポイントをおさえる~ (セミナー・レポート)企業価値向上サイクルを加速するESG開示 ~最新のESG開示トレンドや投資家の評価ポイントをおさえる~ (セミナー・レポート)

2022年9月開催セミナーの講演録をご覧いただけます

日本経済新聞社 情報サービスユニットでは2022年9月16日・26日にオンラインセミナーを開催しました。
当日は、サステナブルファイナンス有識者会議の座長を務められている高崎経済大学学長の水口剛氏とニッセイアセットマネジメントの井口譲二氏をお招きし、社会的意義・背景を捉えたESG情報開示の考え方と最新トレンド、投資家の視点から見るESG情報の評価の仕方などについて、ご講演いただきました。

また、弊社長澤からは、ESGのトレンド、企業のサステナビリティに関連する戦略・活動、開示の好例などを収集するにあたっての、「日経バリューサーチ」を使った効果的な情報収集・情報活用についてもご紹介させていただきました。

2,000名を超えるビジネスパーソンにお申込みいただき、当日は視聴者から多くの質問もお寄せいただく盛況なイベントとなりました。

ESG情報開示の根底にある考え方、評価機関や投資家が求めるポイントなどをまとめてご覧になれる講演録がPDFでご覧になれます。是非、ダウンロードしてご活用ください。

セミナーのポイント

ESG開示の考え方やトレンドをキャッチできる

投資家から見たESG開示のポイントを理解することができる

具体的なESG情報の収集や活用方法がわかる

このような方へおすすめです

  • 事業会社の経営企画・IR等で、統合報告書やESG情報の開示に携わる方
  • 事業会社のESG開示のアドバイスを行う、コンサルティング会社の方
  • 自社の企業価値向上をめざす、事業企画・経営企画の方

アーカイブ動画・プログラム

第1部

基調講演・45分

ESG情報開示の潮流

~ISSBから生物多様性・人的資本開示へ~

水口 剛 氏
高崎経済大学 学長
1984年筑波大学第三学群社会工学類卒。商社、監査法人等の勤務をへて、1997年高崎経済大学経済学部講師、2008年教授、2017年副学長を経て、2021年より現職。専門は責任投資(ESG投資)、非財務情報開示。環境省「グリーンボンドに関する検討会」座長、「ポジティブインパクトファイナンスタスクフォース」座長、金融庁・GSG国内諮問委員会共催「インパクト投資勉強会」座長、金融庁「サステナブルファイナンス有識者会議」座長等を歴任。
主な著書に『ESG投資ー新しい資本主義のかたち』(日本経済新聞出版社)、『責任ある投資ー資金の流れで未来を変える』(岩波書店)、『サステナブルファイナンスの時代ーESG/SDGsと債券市場』(編著、きんざい)など。
第2部

ESG情報収集の現状

長澤 伸一
日本経済新聞社 情報サービス部門 情報サービスユニット ソリューションスペシャリスト
第3部

パネルディスカッション・30分

投資家はESG情報をどう見るか

パネリスト
井口 譲二 氏
ニッセイアセットマネジメント 執行役員チーフ・コーポレート・ガバナンス・オフィサー
IFRS(国際会計)諮問会議委員、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)委員、金融庁『サステナブルファイナンス有識者会議委員/金融審議会臨時委員/企業会計審議会監査部会臨時委員』、内閣官房『非財務情報の可視化研究会(新しい資本主義実現事務局)』、経済産業省『サステナブルな企業価値創造のための長期経営・長期投資に資する対話研究会委員」(伊藤レポート3.0)/「人的資本経営の実現に向けた検討会委員」(人材版伊藤レポート2.0)』、日本証券アナリスト協会サステナビリティ報告研究会座長など。
主な著書に『財務・非財務情報の実効的な開示』(別冊商事法務2018年4月)、『コーポレートガバナンス・コードの実践』(共著、日経BP、2021年8月)など。
パネリスト兼モデレーター
水口 剛 氏
高崎経済大学 学長