導入事例/経営企画部で活用

多角化経営での事業性評価に
広いデータカバレッジで業務効率を実現

西日本鉄道株式会社

西日本鉄道株式会社

経営企画部長 上野 潔 氏(右)

経営企画部 課長 菅 光輝 氏

経営企画部 係長 田代 幸輔 氏(左)

多角化経営での事業性評価に
広いデータカバレッジで業務効率を実現

西日本鉄道株式会社は、福岡を基盤として鉄道、バス、不動産、ストア、ホテル運営といった多角的に事業展開している企業です。他の鉄道会社と異なる点として、国際物流事業にも進出し、世界に130か所の拠点を持ち、物流業をグローバル展開していることが特徴です。

経営企画部では各事業の現状や将来予測を踏まえた中長期の戦略立案を担当。そのような中で、日経バリューサーチを業務に大いに活用しています。

1. 日経バリューサーチ導入の背景


各事業を資本効率の視点で評価したい
そのためのデータ収集に苦労していた

菅 氏:以前から資本コストを意識した経営を目指し、各事業の事業性を資本効率の視点で評価したいと考えていました。事業としての利回りがあるのか、同時に資本コストを超過しているのか、という点を中心に、データの収集・分析を進めていました。

多角化経営を行う上で、鉄道会社としてのベンチマークはあるのですが、それぞれの部門において、専業他社との比較も行いたいと考えていました。例えば国際物流事業や住宅事業は、専業他社と比べてどうなのか、ということも知りたいと思っていたのです。

ただ、公開情報から1件ずつ手作業でデータを取得するのは手間もかかり、比較できる形に取りまとめるだけでも、メンバーの大変な負担となっていました。

西日本鉄道株式会社/田代幸輔氏
田代 幸輔 氏

田代 氏:そのような中、日本経済新聞社様主催の資本コストセミナーの講演録をWebで見つけ、ダウンロードしたことがきっかけで日経バリューサーチを知りました。

実際に日経バリューサーチに触れてみると、これまで時間をかけてネット等で集積していたデータを素早く入手できることがわかりました。従来の作業が一気に効率化できると実感し、導入に至りました。料金体系も固定制でわかりやすかったです。

上野 氏:事業性の評価を経営層に対して説明する機会があり、日経バリューサーチを活用することで必要なデータを効率的に取得できたことは大きかったです。

西日本鉄道株式会社/上野潔氏
上野 潔 氏

各事業の事業性を評価する上では、それぞれの事業部門と共通の認識を得ていかなければいけません。当然、そのためには定量的なデータ、特に事業ごとの数値が必須になります。

物流、不動産、ホテルなど、それぞれのデータをまとめていく中では、上場企業・非上場企業の事業者を含めて膨大なデータから抽出して、ベンチマーク企業との比較や、業界平均と比較して自社がどうなのかを理解していく必要があります。

日経バリューサーチを活用すれば、それが可能となり、スピーディーかつ操作もわかりやすいと思いました。

2. 活用方法とメリット


作業時間が大幅に効率化されて
質の高い戦略立案につながっている

各事業のベンチマークとなるような例えばROICであるとか、収支の動向といったデータを拾い上げて、まずは業界の平均値的なものを算出します。その上でそれぞれの指標と比較して弊社がどのような位置づけであるかを把握することが、使用頻度としては最も多いです。その際、もともとこちらで把握していた企業もありましたが、日経バリューサーチで展開している550業種の業界分類を活用して、新たなベンチマーク先を数多く発掘できたことも有用でした。

実務上では、財務情報を一括あるいはセグメントごとにダウンロードできる点が一番のメリットだと感じます。さらに、各社のWACCやベータ値なども一覧で見ることができる点も便利ですね。

それ以外には、鉄道業界の同業他社の分析であるとか、最近よく使うのは、開示資料を過去10年以上に遡って閲覧できるので、過去データの洗い出しにも活用しています。最新情報についても、特定のテーマに基づいた企業やニュースなどを集約できるコレクション機能を活用することで、新着記事などの情報も素早く入手できるので便利です。経営企画部内ではコレクション機能をフル活用しており、鉄道業界、バス業界、ポストコロナ関連といったキーワードでコレクションを共有して、情報収集に努めております。情報を先回りして収集できるため、何か話を振られても対応できるようになり、経営戦略を立案するための事前準備の質がかなり向上したと思います。最近では、ポストコロナにおける各社の対応なども素早く収集できたので、今後の戦略を検討するにあたって大いに参考になりました。

また、他社の財務分析においては、Excelアドインにより、ROICツリーで分解するようにしています。過去の分まで一気にグラフ化できるので非常に便利です。従来は、自分でデータを拾ってExcelで加工していたので相当手間もかかっていましたから、かなり効率化されたと感じています。

日経バリューサーチを導入したことで、データ収集や分析にかける時間が効率化され、実務担当者の業務量は格段に減りました。また、コレクション機能を用いて常に最新の情報をキャッチアップできる体制を構築できたため、経営戦略立案のための事前準備の質も向上しています。インプットの作業効率が向上しているので、経営戦略を練るための時間を十二分に割けるようになっています。インプットの作業効率の向上と、アウトプットの時間を確保できたこと、この2点が導入の最大のメリットだと言えるかもしれません。(菅氏、田代氏)

3. 今後の展開


ESGを重要課題として強化していく
会社の未来のためにも活用したい

田代 氏:日経バリューサーチの財務情報に関して言えば、現状でも十分過ぎるほどの情報量があると思います。使い切るのが難しいくらいです。

上野 氏:ESGに関しては、取り組みの社内外の発信について弊社はやや出遅れていた感もあります。ウィズコロナ・ポストコロナ社会での経営計画の策定においては、これまで以上にESGの視点が求められると思います。弊社では、現在経営企画の見直しも行っており、その中でもESGを重要課題として強化していきます。日経バリューサーチの活用頻度は今後さらに高まっていくと思います。

菅 氏:社員一同が価値観を同じくし、自分たちのESG経営とは何かを真剣に考え、互いに語り合える風土にしていきたいと考えています。その際、先行他社の具体的な取り組みを経営企画サイドから発信し、各部門に研究してもらうことも効果的かなと感じております。その意味でも、ESGに関連した情報も簡単に検索できる日経バリューサーチを大いに活用したいですね。

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