導入事例/企業価値評価に

企業の全体感から詳細なデータまで、ワンストップで確認

早稲田大学ビジネススクール

早稲田大学ビジネススクール

教授
鈴木 一功 氏

企業の全体感から詳細なデータまで、ワンストップで確認

企業価値評価に画期的なサービスだと直感、サービス開始時に導入

大学院では社会人を対象に、DCF法(ディスカウント・キャッシュフロー)で企業価値を評価する手法とその背景となる理論を教えています。

バリュエーションレポート(企業価値評価の算定書)を書くためには、企業の過去の業績と今後の予測を考える為のデータが必要です。日経ValueSearchを紹介された時、この作業に大変有効なサービスだと直感し早速導入しました。2012年のサービス開始時からずっと活用しています。とても便利なので、M&Aの企業価値の算定作業をするアドバイザリー業務の方々にも紹介したところ、そちらでもすぐに契約を決められたと聞いています。

企業の全体感から詳細なデータまでワンストップで確認

何が画期的かというと、株価・財務データ、幅広いニュース、企業のプレスリリースなど世の中に散在しているデータを、1つのプラットフォーム内で横のメニューを次々にクリックしながら取得できることが素晴らしいと感じます。

サイトを見ていく流れとしては、企業別のトップページでその企業の全体感をつかんだあと、「財務諸表」のページで貸借対照表と損益計算書を、「セグメント情報」で事業ごとの売上高や営業利益の比率を調べます。来期の予想は「業績予想」のページで確認します。「株価」のページではチャートとベータ値を調べます。これらのデータをダウンロードして分析に活用します。そのほか過去の新聞記事を見たり、同業他社との比較でバリュエーションの相対感を見たり、「業界情報」や「株主・保有株式情報」も確認します。

日経ValueSearchだからこそ出来ること

貸借参照表や損益計算書、来期予測、株価の推移といった情報は、これまではデータベースから落とした数値データを自分で編集する必要があったのが、日経ValueSearchでは最初からMicrosoft Excelにダウンロードできるので、作業の手間が大幅に削減できました。

「ニュース・記事検索」では、「日経テレコン」のデータを使って過去の新聞記事を見られるのがうれしいところです。業界全体や同業他社の情報にも簡単にアクセスできます。他のデータベースにはない機能では、「株主・保有株式情報」で大株主の情報が充実していることや「コーポレートガバナンス報告書」のデータが取得できることが研究者としてはありがたいですね。

これらのデータを取得するのに、以前であれば3種類のデータベースにアクセスしていました。日経ValueSearchなら1つのサイトで様々なデータを一括検索できるところが、最もうれしい点です。

学生に勤務先での導入を呼びかける

日経ValueSearchには、企業価値を分析する際に必要なデータはほぼすべて入っています。学生にとっては便利を通り越して、楽をさせすぎではという声もあるくらいです。

日経ValueSearchはビジネスの現場でも多くの方が活用しています。事業会社にとっても決して大きなコストではないはずなので、学生には「勤務先でも上司を説得できるなら、是非導入すべきだ」と声をかけています。

日経ValueSearchへの今後の期待や改善ポイントを教えてください

あまり不満を感じていませんので、この質問が一番困りますね。現状で十分に満足して活用しているのでリクエストはありませんが、今後のさらなる機能改善を期待しています。

あらゆる業種で、5万人のお客様が利用中

日経バリューサーチをご利用のお客様
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